サップヨガ検定について

これまで趣味や遊びでサップヨガに取り組んでいた方は、検定を受けることによって現在の技能レベルを把握することができます。レベルごとにクラス分けされているため、トレーニングの指標となり、自身のレベルにあった技術の習得に励むことができます。さらなるモチベーションのアップにもつながっていくでしょう。
主催者側のインストラクター(検定員)から客観的な視点でアドバイスがもらえるため、自身では気づけなかった部分の気づき、技術の見直しを図ることができます。サップヨガの技能を高めていくことで、より楽しさを追求していくことが可能です。

各級の内容

《4級》「ウォームアップ」

目的

4級では、 日本サップヨガ協会公認インストラクターのレッスンを受講し、 サップヨガを楽しむための事前準備を学びましょう。水の中でのボードの取り扱いや、ボードの上でのウォームアップなど基本的な動作をスムーズにこなしていくことが大切です。

基準

ケガなく安全にサップヨガを楽しむための準備を行っていきます。人の手を借りずにスムーズにボードを乗り降りできるか、サップヨガの軸となる体幹のストレッチを安定した状態で行うことができるかをインストラクターがチェックします。

《3級》「パラレルスタンス」

目的

3級ではヨガの基本的なポーズをボードの上でスムーズにとることを目的とします。ボードが安定した状態で、パラレルスタンスの習得を目指します。 静止から動きのあるものまで、呼吸をしながら正しい動きをマスターしましょう。

基準

太陽に祈る動作である「太陽礼拝A」のポーズが基準のポーズとなります。水面の上で、全身の関節や筋肉をしっかりのばし、日本サップヨガ協会オリジナル太陽礼拝のシークエンスを習得していきましょう。太陽の光を浴びながら行っていくことで、心身ともにサップヨガの魅力を堪能することができます。

《2級》「サイドスタンス」

目的

2級では、 日本サップヨガ協会オリジナル「太陽礼拝B」のポーズから、サイドスタンスを身につけていきましょう。ボード上での下半身の安定感がポイント。足の幅で、通常のヨガとは違うサップヨガならではのバランスの取り方を意識しましょう。 上半身は、リラックスしながら体幹を意識して身体を安定させましょう。

基準

3級の太陽礼拝Aにサイドスタンスのポーズを加えたシークエンスを往復で行えるかが対象となります。それ以外に大きく開脚するポーズでの下半身の安定性や、身体の柔軟性が重 視される上向きの弓のポーズなどボード上で静止できるかをチェックします。

《1級》「バランス」

目的

パラレルスタンス、サイドスタンスの高度なバランスポーズにチャレンジしましょう。スタートポジションから始まり、静止をし、ゆっくりとスタートポジションへ戻る一連の流れをボードの上でスムーズに行えるかがポイントです。

基準

難易度の高いポーズをいかにバランスよくキープできるかが対象となります。水面のボードの上では、通常のアーサナの何倍も不安定になります。集中力も要しますので、呼吸を整え、静止ができているか状態をチェックします。